既設防護柵嵩上げ工法:長野市上ケ屋

柵高1.0mを3.0mに嵩上げ L=18m×2

発注経緯

ageya1◎既設は土砂ポケットを十分に取り設計・施工された比較的新しい防護施設ですが、背面からの土砂崩落が多く、すでに土砂ポケットに余裕が無くなり、落石の飛び越えが危惧されていました。
今後も土砂崩落が予想され、また用地制限があることから防護柵の高さを上げる工法が検討され、ベースプレート式防護柵等と比較検討した結果HBFが採用されました。

BGシステム

HBF (PAT.)

  • 既設防護柵とは別計算で一体構造。
  • 通常の防護柵の支柱はH型鋼100×200が使用されるが、SP支柱は細く高耐力であるため、同等以上の強度で小径化が可能。
  • φ200以下のコア抜き、削孔径以下の支柱取付けにより基礎幅を担保。既設の防護柵を撤去せず安全・簡単に施工できます。