Vol.19(PLF③ オーダーメイド/山形編)2016.11
ブロックガードシステム協会の山岸由美です。
いよいよ秋も深まり紅葉が美しい季節になりました。今年は冬の到来も早そうです。皆様はご準備お済みでしょうか。
今月は、みちのくシリーズも第三弾、需要に合わせたオーダーメイド、山形PLFを紹介します。
今日はサクランボやおいしいものが一杯の山形に来ましたヨ!
ちょっと早く着いたから、山形駅からすぐの山形城に寄ってみよっと。
なになに・・藩主の最上義光は関ヶ原の戦いの間、直江兼続と争い死守した・・あ~直江兼続ってあの“愛の兜”の人ね。
おっと、ぼちぼち営業に行かなくちゃ!
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昼食は協会員さんお勧めの河北町の郷土料理“冷たい肉そば”です。最近はB級ご当地グルメとして有名ですね!
さてお味は・・・コシのあるもちもちのそばに甘めのつゆ、そしてコリコリ鶏肉が絶品!これはクセになるわぁ。
午後は米沢へ。あれ?上杉神社?ちょっと寄ってみましょう!わぁ銅像がいっぱいだ・・・謙信公・鷹山公・景勝公と直江兼続。上杉家は越後~会津~米沢へ転封、最後は120万石が15万石に減封されてしまったのねぇ。でも関ヶ原で西軍に加担した外様大名の中で、幕末まで続いた10万石以上の大大名3家の内のひとつとか。そうか、頑張ったんだね!
今日はいちにち山形をじっくり回りました!中でも一番は“肉そば“かな~今までのそばの印象を一新してしまう美味しさでしたよ!
~あーこの街の何処かで私を待つてる人がいる~
<P.S.居酒屋バカボンド>
初めて山形に来たときからお伺いしている“やきとり萬両”
あ~!と気付いたあなたはかなりのBGニュース通!ありがとうございます!
そう、江戸時代から続く畳の縫い針を竹串に変えた“神楽坂やきとり萬両”のモデルとなったお店です!
一度にやきとりを頼みすぎると若旦那が「うちのは大きめなので」と優しく教えてくれます。
日本一の“酒どころ山形“の数ある銘酒のうち、一合450円で供される樽平酒造辛口”住吉“のゴールドな輝きとさわやかで芳醇な味にハマってしまいます。
初めてお伺いした時は頼りなく感じた若旦那、今は親父さんに代わってこの店を仕切り、世代交代が進んだなと感じています。
ただ今回、残念な事が一つ!季節が過ぎてしまったのか”きゅうり・なす・みょうが”旬の野菜を叩いて冷奴にのせる山形名物“だし豆腐”、これを頂けなかった事が “無念であります”
<この街 その時> “檄文 直江状” 上杉VS徳川
秀吉の死後、徳川家康の勢力に対抗する為、石田三成はこの街、米沢の城主、上杉家執政直江兼続に接近し、家康を北と西から包囲する密約をしたといわれる。
上杉景勝と直江兼続が帰国し軍備増強を進めていると、家康から上洛弁明を求められる。そしてその時1600年4月14日、家康批判と共に上洛を拒絶。激怒した家康が会津征伐を決意、三成が挙兵し関ヶ原の戦いのきっかけとなる。直江が家康にあてた檄文が直江状である。
しかし関ヶ原は1日で東軍圧勝に終わり、最上義光を攻めていた直江も米沢へ撤退するが、その見事さも称賛されている。
結果として上杉家は会津他を没収、米沢30万石に減封され、直江は景勝に米沢城を譲る事になったが、転封の際には“人ほど大切なものはいない”として四分の一の減封に対し家臣の減員を行わなかった事も“愛の兜”のイメージにつながります。後年、江戸城で伊達正宗とすれ違うも素通りし、“正宗公とは戦場でお目にかかっておりましたが、いつも(逃げる)後姿しか拝見せず、一向に気が付かなかった”と返答したというエピソードも、皮肉たっぷりの檄文で家康を激怒させた直江の不屈の精神の片鱗がうかがえる。
神楽坂“やきとり萬両”入口
T(大将):パタパタパタ・・ おー由美さんいらっしゃい!
S:大将お久しぶり!あれー大将、今日は“焼き”なの?
T:おう!俺も今は焼き専門よ。歳のせいか計算とか間違えが多くなっちまってな、店の仕切りは息子に任せたのよ。今は奴がマスターてわけだ!でも、まだ“焼き”は回ってないよ!
M(マスター):いらっしゃい!カウンター空いてますヨ。あれ?こちらの方は今日初めてですね!
B:そう!BGニュースの編集長で先月から“P.S.居酒屋バカボンド”も書いてる自称“居酒屋詩人”。だから最初になんか詩が入ってるんだよ。でもちょっとねぇ・・・
S:まぁまぁブロッキー!今日は編集長のおごりなんだから。
M:ブロックガードニュースやホームページ見てますよ~参考になります!うちも高性能・多機能・安心・簡単便利を見習わなくちゃ!と思ってね。ハイ、お通し!
H(編集長):おー“だし豆腐”!
M:旬の野沢菜がたくさん入っていますよ。まずはお通しから、皆さんの「今食べたいなぁ・・・」を考えてます!
S:さすがね~!今月のBGニュースはね、山形のオーダーメイドの積雪用のPLFを紹介するわ。雪にも強いのよ!
M:え?メーカーさんでオーダーメイド?!
S:PLFはね、10cmピッチで設計製作する日本初の防護柵なのよ!通常は50cmピッチでしょう?この現場は通常だと6mになるところだけど、根入れが2.6m、高さが2.6mで計5.2mに抑えることができたの。
M:それなら高さ制限がある施工場所では、とっても便利ですよね!
G:ん?何かマスター、ずいぶんマニアックな事言ってない?
M:あーゴメン、実は親父に呼ばれる前は都内のメジャーコンサルで設計担当していたんだよ。でも色々技術的にも妥協させられる事が多くて・・・そんな時、声が掛って今はこうして焼き鳥屋のマスターやってるってわけ。
SBG:えー!メ・・メジャーコンサルタント?!
M:で、一つだけ質問が有るんだけど、支柱管内の錆びの発生や劣化についてはどう考えてるの?
S:支柱内の錆びの進行や劣化はシャットアウトしているけど、詳しくはコーゾウ君のワンポイント構造技術で紹介するからそれ見て!良いわよね?編集長?・・・編集長?あら?
G:あーこの人ね、飲むだけ飲んだらすぐ寝ちゃうんだよ。“居酒屋死人”て呼ばれてるんだ。
B:いいよ、いいよ、お会計の時にはきっちり起こすから!それに酔っぱらうと面倒なんだよ。。。
S:でもそんなんでこれから各地の良い居酒屋さんを紹介できるのかしらねぇ?
H:あぁ、無い時はやらないよ!
BG:え・・ 起きてたの?!
★コーゾー君のワンポイント構造技術★はこちらから→
支柱位置に高圧線が・・・ブロックガードでどう回避したのでしょうか。
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