ブロックガードニュースＶｏｌ.５０【既設擁壁を壊してＳＰＧ！！／滋賀ちゃんぽん編】

Vol.50（既設擁壁を壊してＳＰＧ！！／滋賀ちゃんぽん編）

2019.6

ブロックガードシステム協会の山岸由美です。

梅雨の季節になり、食べ物の管理も大変な時期ですがいかがお過ごしですか。

今月は、日本一の湖、琵琶湖を持つ滋賀県の実積を御紹介致します。

今日は、中日本地区担当の金矢さんの車で滋賀へ向います。金矢さんはいつも安全運転。“よいしょぉ”の掛け声で車も本人もドライブモードに入れて発進です。

滋賀は先月悲惨な交通事故があったけれど、金矢さんの運転ならＢＧ工法と同じ、＜安心安全＞です。

日本一の湖、琵琶湖には琵琶湖大橋が映えますねぇ！

皆さんご存知でした？琵琶湖の本名・・・「一級河川琵琶湖」

海とも思える日本一の湖が実は法律的には川だったんで～す。

滋賀のお薦めスポットをお聞きすると「そぉ～だねぇーやっぱ彦根城かなぁー？延暦寺かなぁー？・・・うーん、ごめ～ん」と悩まれてしまいましたが、ひこにゃんにも会いたいので現場視察とコンサル営業の後に寄って頂きました。

ひこにゃんの出演時間には間に合わなかったけれど、彦根城の素晴らしさにビックリ。さすが国宝ですね！今まで観たお城の中で一番カッコ良いかなぁ～？

（金矢さんは仮名です）

～今月の幸せ一杯～

彦根駅近くで近江ちゃんぽん発祥の店に出会いました！そう言えばケンミンショーでも紹介されていましたね。

ちゃんぽんと言えば長崎のイメージですが、近江は全く別物。

キャベツ・ネギ・人参・もやし・キクラゲ・豚をスープで煮込んだ一日の必要摂取量を満たす位の野菜と、カツオ・昆布等７種の厳選国産素材の出汁の醤油味和風スープ、そしてコシのある中太麺が織り出すハーモニーはこれまたクセになる。そこにお店ご推奨の酢をかけると甘味がましてまろやかに！

ちゃんぽんとラーメンは“似て非なる物！”ちゃんぽんとは混ぜるという意味でスープに麺と具を一緒に混ぜて煮るのがラーメンとの違い。

混ぜるで思いつくことわざは「玉石混交（ぎょくせきこんこう）」

良いもの悪いものが入り混じっている状況の事ですが、近江ちゃんぽんには厳選された良い素材しか入っていませんよぉ～。

さすがに近江商人を生んだお国柄、よっ商売上手！

”われは湖（うみ）の子さすらいの、旅にしあればしみじみと
　　　　　　　昇るさぎりやさざ波の滋賀の都よ、いざさらば”

Ｐ.Ｓ.　“居酒屋バカボンド”　　（Ｂｙ　編集長）

優柔不断で放浪してしまう小生には珍しく、近江ちゃんぽんのお店のお隣り、【彦一】に今宵はココと心が定まる。

ヘイいらっしゃい！！と言う感じでは無く、ほっこりと活気あるキレイなお店。お通しの小魚と胡桃の甘辛煮で琵琶湖を楽しむ。

滋賀と言えば神戸・松坂・に並ぶ日本三大牛の近江牛！鉄板焼き１５００円とホルモン鉄板６８０円、どちらにするか悩むも、日本経済の先行きを鑑みホルモン鉄板を選ぶ。近江鶏も名物らしく串焼き盛り合わせも注文。

地酒が豊富だぁ“七本槍”を口に含む。七本槍は、秀吉ＶＳ柴田勝家の合戦場、賤ヶ岳山麓の富国酒造の銘酒。コク・キレ・膨らみ・・・加藤清正、福島正則らが槍でつんつん突いてくる様な旨みに頷く。琵琶湖の周りを囲む山々が浄化し、注がれる水が近江酒の旨みを支配するのだ。ご近所様が注文する、店自慢のお重に入った出汁巻玉子（５８０円）をつられて注文！絶品だぁ、あぁ～居酒屋のカウンターは左党の聖地なので有る。

そう言えば安倍さんもトランプ大統領を居酒屋カウンターご接待したそうだが実に良い試みだぁ。しかし、トランプ大統領はお酒を飲まないとの事。こんな所でお酒を飲まないってぇ一体どんな気持ちなんだろう？隣りで生ビールでも飲み干された日にゃぁ～、しょっ引かれて、お白洲の場に・・・そして市中引き回しの上、打ち首獄門みたいなぁ～。あぁ～想像するだけで恐ろしゃ～恐ろしゃぁ。

＜この街、その時＞～大一大万大吉（だいいち、だいまん、だいきち）敗軍の将　石田三成～

この街（彦根）の宝、国宝彦根城は関ヶ原の戦いの後、徳川四天王・徳川三傑に数えられる井伊直政が築城した名城である。

この天守からは直政が廃城した佐和山（佐和山城跡）が一望できる。佐和山城は石田三成が１９.４万石の城主として入城し大改修し「三成に過ぎたるもの二つあり、島の左近に佐和山の城」と言われた程、立派な城であった。

しかし、領民は善政を尽くした三成を大変慕い、領民の思慕を断ち切る為に、直政は佐和山城を廃城しなくてはならなかったと伝えられる。“大一大万大吉”は「ひとりは万民の為、万民はひとりの為に尽くせば天下太平は訪れる」と言う三成の信念を表す旗印である。豊臣政権で官僚として政権を支えた三成の逸話に秀吉が鷹狩の途中、寺で茶を所望すると、寺の小姓であった三成は疲れた秀吉に一杯目に温く沢山のお茶を、二杯目にやや熱い茶碗半分のお茶、三杯目に熱く濃く少ない美味しいお茶を差し上げ、この気配りに感心した秀吉は三成を召し抱えた（三成三杯のお茶（三献茶））。

また、らい病の大谷吉継は秀吉の茶会で回し飲みのお茶を飲むふりをした際、過って顔からお茶の中に膿を落としてしまい、以後の大名は誰もお茶に口を付けなかったが三成はお茶を飲み干した、など三成の気配り優しさを表す逸話が多くある反面、江戸時代には極悪人・出世のため人を陥れる野心家のレッテルを貼られた。

しかし近年は評価が改まり、特に堺屋太一の小説「巨なる企て」では、関ヶ原の合戦を僅か20万石に満たない大名の三成が２５０万石の家康に挑んだ日本史上かつて無いビックプロジェクトと位置付け、堺屋自らが経産省で企画した万国博覧会と重ね合わせて、プロジェクトに必要な条件を大義名分、資金、同胞、錦の御旗（象徴）と解説し、三成の関ヶ原の手法・手腕に最大限の評価を与えている。

そしてその時、１６００年9月１７日、関ヶ原で西軍を破った東軍は佐和山城を攻撃する。城主不在で主力の居ない守備兵は健闘するも奮戦空しく落城、三成の父・妻等一族は皆、戦死又は自害して果てた。佐和山城内には三成が長く政権の中核にいたにも係らず、三成の私財が皆無であった事に東軍は驚愕したと伝えられる。

　（内容には諸説有り）

Ｂ　三成、三杯のお茶か！　社長さん、汗かいて事務所に来ないかなぁ～。

Ｈ　とりあえず生ビール、次はイケイケ純米吟醸、お腹を満たしたらスコッチウイスキーのストレートを琵琶湖の名水とチェサーで！て感じか。

Ｇ　でもさすがに！膿の入ったお茶はねぇ・・三成は凄い。

Ｈ　普通なら、店長呼んで呑み代ダダにさせちゃうところをなぁ！でも大谷刑部（吉継）も膿落として命も落とした。家康とも仲良かったのに、そのお蔭で分の悪い西軍に付いちゃって、俺なら絶対安パイの本命狙いだけどなぁ～。

Ｓ　・・と言う事は・・・社長が来たら、先ずは麦茶で次にアイスコーヒー、最後にひざまずいて熱いお茶？・・・

ぅん～迷うわ、えぇ～秘書室に栄転？？どっどうしようぅ～。

Ｇ　どうでもいいけど、三成や大谷刑部の他に滋賀県の有名人はいるの？もっと最近の人で？

Ｈ　そうさぁなぁ～ずっと降って江戸時代、米原・番場宿に番場の忠太郎がいたな。可愛そうな奴でなぁ・・・五歳で別れた母を探して渡世人になり旅から旅の旅がらす、やっと巡り合った母には立場があり、冷たくされる。娘に説得されて思い直し忠太郎を探す母から身を隠し、そこで名台詞、「俺ぁ、上と下の瞼（まぶた）を合せりゃ昔のお母さんの面影が出て来るんだぁ、逢いたくなったら俺ぁ・・・・目をつぶらぁぁ～」