Vol.7(HBF積雪地用杭式タイプ編②)2015.11
ブロックガードシステム協会の山岸由美です。
いつもご愛読いただき、誠にありがとうございます。
ブロックガードニュースの配信をスタートして早いもので春~夏~秋と季節が移り過ぎました。冬に向かう今の時期は日々寒暖差がありますので、皆様体調管理にはくれぐれもご注意くださいね。
そしていよいよ、冬の到来を告げる”富士山初冠雪”が先月11日にありました。写真はその当日の物です。日本が誇る世界遺産富士山・・・ブロックガードもこの雪をいただいた富士山の頂上のように日本一高い技術提案を目指してまいります。今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。
今月は「NEXCO東北も冬支度」”HBF②積雪地用杭式タイプ編”として山形自動車道の現場を紹介します。
B: ねぇガータン!カタログにも載ってるけど「積雪地用HBFの考え方」って難しくな~い?
G: 説明するとね、既設のフェンスが最大積雪深に足りていない場合は、嵩上げ部分の雪圧・グライドを考慮して計画するんだけど、落雪とかで溜まった雪の場合はその雪だけを考えて設計するっていうことなんだ。
B: ふ~ん。どっちの場合が多いの?
G: 落雪等で高さが足りなくなる方が多いよ!上の斜面の問題かな?
B: そうなんだ!ところで今月の実績紹介の山形自動車道の現場は杭式なんだね!
G: 綺麗に完成してるでしょ?
B: こんな使い方ができるなら他にもいろいろな用途がありそうだね、由美さん!
S: そうなんです!杭式ならコンクリート擁壁タイプと違って支柱径が自由に選べますね。ということは、最近よく見かけるようになった杭式の高エネルギー吸収柵の嵩上げだってできるってことなんです!
G: え~?!高エネルギー吸収柵とは工法が違うからダメなんじゃない?
S: ガータン、それができるんです!なんたってHBFは既設工法とは支柱も構造計算も別ですからね!でも網は一体型という優れものなんですョ!
G: なるほど、すごいね~!
ところで山形県と言えばおいしいものいっぱいで良かったんじゃないかなぁ。米沢牛にいも煮・・・あ~、うまそう!
B: それだけじゃないよ!板蕎麦・玉こんにゃく・さくらんぼ・鳥もつラーメン!
S: いやいや、山形と言ったら日本酒・・・・・・ってちがいます!
この現場状況よく見て!三次元のZ型構造で勾配もあって施工はものすごく大変だったんだから!
G: そうか~今度ゆっくり見てくるね!
B: ま、高速道路だけどね・・・
S: それじゃあ みんな一緒に!
BGS : 工事関係者の皆様!お疲れ様でした!!
既設の防護柵が雪害によりたびたび壊れたり、落雪によるせり出しがあり、単管パイプで嵩上げしていました。
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