Vol.43(SPG/おいでませ、長州至誠編)
2018.11
秋も深まり、紅葉前線も南下中ですが皆様いかがお過ごしですか。
今月は山口の災害に強い崩壊土砂用SPGと簡単・安全補修例を紹介致します。
たくさん御発注を頂いて大変お世話になっている、山口県の協会員さんの7か所の出先各事務所を御挨拶に回ります。
岩国の事務所の直ぐ近くには錦帯橋!以前も紹介しましたがやっぱりまた来てしまいました。さすがに錦帯橋はうららかでぇ~す。
萩から宇部へ、三日目の朝、下関の事務にお伺いして目的完了です。時間が開いたので、あの巌流島へ渡りました。佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の場所で有名ですがプロレスの決闘も有ったとか? 今回、初めて山口県を一周しましたが、場所毎に風景が変わりとても素晴らしい所でした。
~今月の幸せ一杯~
かた焼きそばの上にあんかけ、一見「長崎皿うどん」に似ていますが、ばりそばは門外不出とされる秘伝の中太麺に鶏がらさらさらスープ、そして具材が凄いんです。
キャベツ・豚・しいたけ・たけのこ・イカ・・約10種類の具材がてんこ盛り!大盛りになるとキャベツが一玉入るとか。バリとは山口の方言で「すごい」と言う意味らしいのですがさすがに凄い迫力です。でもあっさり風味なので最後まで美味しく完食できました。特にこだわり自家製麺と無添加・無化学調味料で健康にも良くお腹いっぱい。バリで思いつくことわざと言えば「罵詈雑言」ですが、ばりそばはまったく無縁の、星・五つで~す。
”錦帯橋はうららかに、秋吉台はさやかなり
維新の偉業成せるかな、山口県の我らみな”
P.S. “居酒屋バカボンド” (By 編集長)
東萩駅のお隣りのホテルに着いて、直ぐに今宵のユートピアを探す為、萩橋を渡り放浪する。
あぁ~幕末の志士たちも、この地をこんな風に吹かれて歩いたのだろうか!なぁ~んて考えていると・・ありましたぁー赤い暖簾に誘われて「ぼてこ」に入店。
「ぼてこ」とはカサゴの事らしく店の自慢は本場山口のお魚!早速、お願いした本日の刺し盛り(880円)は大好物のサザエを含んだ3点盛り!
明治の創業当時、家に女の子が続けて生まれた為、福々しい良い子に育つ事を願い名づけたとの事。その名のとおり、米の甘さと水の旨さを感じる福々しいお味、そしてサザエの刺身に合うぅ~。
それにしても幕末の志士たちは凄い!活躍したのは殆どが下級武士、どうしてそんな力を持てたのか不思議?
高杉晋作なんて、藩の公金で豪遊して、それに嫁さんは超美人、それに加えて芸妓を囲ってやりたい放題!の人生でも二十代で夭折したからいつまでも伝説のヒーロー。
俺も長生きし過ぎたぁ・・そう言えば、坂本龍馬も萩に逗留した後すぐ、土佐藩を脱藩し薩長同盟・大政奉還へと・・。人生の転機が萩への旅の後に訪れている。
よし、俺も・・・う~ん・・決めたぁ~
“おもしろきことなき世をおもしろく”だぁ・・・
かぁーちゃん、長陽福娘もう一本!
<この街、その時>~幕末のヒーロー高杉晋作~
この街、萩に伝説の革命児がいた、高杉晋作である。高杉は長州萩に生まれ松下村塾で吉田松陰に学び、藩命の海外視察で中国の植民地化の実情を目の当りにし、日本の将来に強い危機感を感じた。
当時の日本は公武合体派と尊皇攘夷派に意見が分かれていたが、高杉は安政の大獄で処刑された吉田松陰の遺志を継ぎ尊皇攘夷運動を展開する事を決意する。
高杉らは品川でイギリス公使館に放火し、長州では外国船に岸から攻撃を仕掛けるが、米仏の報復により下関戦争に惨敗する。沿岸防衛を藩から依頼された高杉は、武士だけではなく農民も商人も参加を許す「奇兵隊」を組織する。
京都の「禁門の変」で薩摩・会津藩に敗北した長州は朝敵となり、更にイギリス・フランス・オランダ・アメリカの四国連合艦隊に下関を砲撃される。罷免され脱藩していた高杉は、この和睦交渉の為に藩から赦免され交渉にあたるが「彦島の租借」の要求を頑として受け付けず要求を取り下げさせる。海外視察の経験のある高杉は、この要求が中国における上海と同様の植民地化を意味する事を理解していたからだ。
しかし、幕府の長州征伐が迫る中、幕府に恭順する保守派が勢力を増し幕府に詫びる事になる。
そしてその時、1864年12月15日夜半、高杉らは保守派を撃ち、倒幕を決意し功山寺にて挙兵する。保守派二千に対し、当初百名に満たなかった兵は、高杉の憂国の想いが伝わり進軍する間に増加し三千となり、保守派を倒し藩の実権を握る。
第二次長州征伐では、海軍総監として幕府軍の軍艦に奇襲攻撃をしかけ幕府軍を退けるが、これが高杉の最後の活躍となる。彼の体は病魔に侵されていたのだ。そして1867年5月、明治維新を目の前にして結核でこの世を去る。享年29歳(満27歳)の若さであった。
長州と攘夷の為に命を燃やした高杉晋作の名言を紹介します。
・真の楽しみは苦しみの中にこそある。
・人は、困難は共に出来る。しかし富貴は共に出来ない。
・おもしろきことなき世をおもしろく。
(内容には諸説有)
H ほんと羨ましいよなぁ~芸者囲って公金で豪遊、そんでもって嫁さん美人とくりゃ・・・・ハァ~
G やっぱ、そっち!
H そっち!そっち!初代総理大臣になったのが長州の伊藤博文だけど、このお方は明治天皇に怒られちゃう位、筋金入りの女性好き。遊び過ぎてお金が無くなり、家も借金のカタに取られちゃって、首相が家なしじゃ~・・ てな事で首相官邸て言うのが出来たって訳よ。
B 維新の志士は皆さんそんな感じ?
S そんな事ないわぁ~維新の偉業を果たした立派な人が多いわよ。
H そうそう、でも伊藤以来、約30年間、首相は長州か薩摩なんだよ。結局、勝てば官軍なんだよなぁ~。
B まぁー山口出身の安倍君には頑張ってもらって、斜面防災の予算を山口中心に全国的に増やしてもらってだね、我がBGS協会も勝てば官軍と言う事で、なんとかひとつ、そのぉ~・・・
G 今月は崩壊土砂用のSPGの紹介だけど、さすがSP支柱とR-GS(W)装置のお蔭で、経済的な支柱ピッチで施工されてるね!
S 支柱ピッチが広いと安価で圧迫感も無いし、土砂撤去も楽。特許庁が認めるだけの事あるわね。
B え~見るからに頑丈そうだから、土砂の撤去とか大変じゃないの?
S そんな事ないわよ!BG工法は例えば落石なら当たってはらんだ網部の1mとかを取り替えるだけで、補修できるわ。土砂も上・中・下段毎に、安全を担保しながら網を切ってロープを緩めて土砂を除去できるのよ。例えば下段だけの網を取り替えて上部の網に取り付ける様な最低減の部材取り替えで補修が完成出来る優れものなのよ。詳しくはHP見てね!(補修・除去作業が簡単安全へ)
G ところで由美さん、何なの?プロレス巌流島の決闘て?
H しっ・・知らんのか?1987年10月4日
アントニオ猪木VS維新軍団・マサ斉藤の無観客・ノールールで行われた決闘を!決闘はお約束!猪木が30分遅れで登場し、試合が長引き、かがり火が焚かれる中、2時間5分、猪木の裸締めでマサ斉藤が担架で運ばれて決着したんだ。
B 知らねぇーよ、何だよ維新軍団て!どうせお約束のショーでしょ!
H ブロッキー、お前はプロレスをナメとるのか、プロレスがショーでない事実を教えてやる。
B・G・S ・・・・・
H それはー、昔々の事じゃったぁ~。
B いつでも、昔の話じゃねーかぁーよぉ。
H 世界のジャイアント馬場と呼ばれた馬場正平は巨人のピッチャーじゃったが、ある事件に巻き込まれて選手生命を失ったぁ~・・
G なになに?ある事件てぇー!?
H 風呂場での転倒じゃぁ~ その後、プロレス入りした馬場は力道山の後を継ぎ、日本のエース・チャンピオンへと成長するのじゃが、宿敵!鉄の爪フリッツフォン(FV)エリックとの死闘が待っていたのじゃぁ・・。エリックの驚異的な握力で顔面を掴み流血させる、必殺アイアンクローに悩まされた馬場はハワイ特訓に臨むが、その地獄のハワイ特訓がまた都市伝説となっているのじゃぁー。
そしてその時、ついにハワイ特訓であみ出した対抗技を繰り出す時が来たのじゃぁー。
エリックがアイアンクローをしようと、爪を馬場の額に振りかざした刹那!
馬場は秘儀“拝み倒し”で対抗!「ァポォ~」と発して額の前を手で拝むのじゃぁ・・、「ウォ~」と大げさに驚くエリックは拝み手が邪魔でアイアンクローをかける事ができない。しかし、次もまた馬場がその秘儀を繰り出すと、そこは流石の鉄の爪FVエリック、振りかざした爪を腹部へ~、死技ストマッククロー(胃袋掴み)に技を変え、更に馬場を悩ますのであった。
ジャイアント馬場の運命はいかに・・・
“ザ・デストロイヤー死の四の字固め、悶絶編”に 続くぅ~・・・・。
H それはEHエリックじゃわ。
でも、EHエリックの弟が兄弟なのに何故、岡田真澄なのかが不思議じゃ?
G プロレスも芸能界も謎が多いよね!
B いやぁー僕には他メーカーの計算書の方が謎だけどね。
S エヘン、ゴホン・・ブロッキー言葉が過ぎるわよ、カタログの“デザインコンセプト安心”に掲載しているように“オリジナルな設計手法を控えています”で説明は充分なんだからね。
B でも!僕にはレスラーがトランクスから出す、凶器みたいに思えちゃうんだよね。
H 乗り越えろ、馬場も耐えた!「真の楽しみは苦しみの中にこそある」設計はショーではない。
我々は松下村塾の吉田松陰先生が仰る如く
を信じて貫くのみだ。
S 良い事言うわねぇ~ 編集長!
H うひぃひぃひぃひぃ・・惚れるなよぉ~
俺は高杉じぁーねえからよぉ~ ふっふっひぃひぃひぃ・・・・。
S フン! おもしろき事、なき、世ね・・・。
土砂衝撃力や土圧に対応でき安価で安全なのがSPGでした。
詳しくはこちら→
お問い合わせは➔ info@block-guard.sakura.ne.jp